• 【管理者向け】 ISMCを活用した棚卸

    ※端末管理強化オプションを導入いただいているお客様が対象です。
    ※一部、閲覧にはユーザーコンソールへのログインが必要なリンクがあります。

    本記事では、ISMCloud One(以下、ISMCと言う)の棚卸機能についてご紹介します。
    対象デバイスの現状の可視化や棚卸チェック、担当者への協力依頼等にお役立てください。

     

    棚卸機能の紹介

    登録した契約情報をクライアントと関連付ける事ができ、紐付けられた端末は「ハードウェア棚卸一覧」として一覧表示します。管理画面から棚卸し期間を設定し、管理者へ事前にリマインド通知を送ることも可能です。棚卸しの際は下記管理画面上の「状態」をクリックすることで棚卸し表として利用頂けます。また、開封前の端末や倉庫に保管中などのオフライン端末も管理可能です。

    ハードウェア契約管理画像4

    出典 【ISMCloud Oneサービスサイト

     

    事前の確認事項

    注意事項

    • ISMC登録済のハードウェアが対象です。未登録のハードウェアがあれば登録を済ませてから本手順をお試し下さい。
    • 作業に入る前に、棚卸の期間・対応者・段取り等を明確にし、周知しておくことを推奨します。事前に棚卸設定を定めることが可能です。
    • 棚卸作業を実施する現場担当者は予め「グループ管理者」として登録する必要があります。グループ管理者は棚卸期間内のみ、棚卸状態の変更が可能です。

    管理者の作業イメージ

    下記には簡単な棚卸手順の流れを掲載しています。
    詳細はユーザーコンソール内のユーザーズマニュアル「3-4.ハードウェアの棚卸状態を管理する」をご覧ください。

     

    棚卸設定

    1. ユーザーコンソール画面のISM600U_運用設定アイコン.png(歯車)→「基本ポリシー」→「ハードウェア棚卸設定」を開きます。

    2. 棚卸期間、棚卸通知設定を登録します。設定方法については「11-5-7.ハードウェア棚卸設定」をご覧ください。
    ※期間外では、現場担当者による棚卸状態の変更はできません。
    ※棚卸通知設定では、通知先(メールアドレス)や通知日、内容を設定します。
     例)棚卸期間内に該当の機器と登録内容に相違ないことを確認し「棚卸済」へ切り替えてください。

    棚卸手順

    1. ユーザーコンソール画面のISM600U_運用設定アイコン.png(歯車)→「基本ポリシー」→「ハードウェア棚卸設定」→「棚卸を行う」をチェックします。

    2. メニューから「ハードウェア」→「ハードウェア棚卸一覧」を選択します。
     任意の検索条件を設定しフィルター検索も可能です。

    3. 確認したい対象の登録ハードウェアが一覧で表示されます。
     対象の登録名をクリックし左端タブ「棚卸」を選択し、登録内容を確認します。

    4. ハードウェア棚卸一覧から棚卸の実施有無を切り替え、棚卸状態の反映が可能です。
     棚卸済みの場合はISM600U_棚卸実施済みアイコン.pngに切り替え、棚卸日にその切り替え日が記録されます。
     ※次の棚卸開始日になると、棚卸状態は自動で未実施に変更されます。

    ISM601U_015.png

    5. 前手順「棚卸設定」で棚卸通知設定をしている場合、期間内に各通知先の担当者が、該当機器を「棚卸済」へ変更していることを確認します。
    ※未対応の場合は通知を見逃している場合もあるためリマインド通知を推奨します。

    棚卸対象が全て「棚卸済」となれば、作業は完了です。

     

    その他 参考

    ハードウェア契約管理

    主にクライアント端末のリース・レンタルなど端末ごとの契約先や開始・終了日、金額等の契約情報を登録できます。登録はCSVで一括取り込みも可能です。契約情報はクライアントに関連付けることができるので社内にある端末の契約情報の一元管理が可能です。期限切れの契約がないか、契約数以上の割り当てがないか、といった把握もできるため、管理者は契約の見直しや確認を正確に行えます。

    出典 【ISMCloud Oneサービスサイト

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  • 【管理者向け】 Teamsユーザーの一括出力

    昨今Microsoft Teams(以下、Teamsと言う)をコミュニケーションツールとして便利に利用する企業が増えている一方で、登録ユーザーの管理を定期的に行っておらず、退職した従業員のユーザー情報が残っていたり、外部のゲストユーザーが社外秘情報を扱うチームに追加されていたりと、セキュリティ上の問題も見受けられます。

    大きなセキュリティ事故に繋がる前に、Teamsユーザーの定期的な棚卸や設定の見直しが必要です。
    本記事では、Microsoft PowerShell(以下、PowerShellと言う)を活用したTeamsユーザーの効率的な出力方法をご紹介します。

    事前の確認事項

    注意事項

    • 本手順ではPowerShellを利用します。インストールがまだの場合は予めインストールをした上でお試しください。PowerShellのインストール方法や詳しい機能については「PowerShell の公式製品ドキュメント」をご覧ください。

    作業前の準備(初回のみ)

    1. 記事下部の添付ファイル「Teams棚卸事前準備.ps1」、「Teams棚卸.ps1」をCドライブなど任意のフォルダに格納します。

    2. ホーム画面左下の検索エンジンにPowerShellと打ち込み、検索をかけます。
     アイコンの上で、右クリックし「管理者として実行」をクリックしPowerShellを起動します。

    3. 画面左上に「管理者」の表示があることを確認します。
     ※表示がない場合は、管理者として起動できていないため手順2に戻り、再度手順を踏んでください。

    4. PowerShellへ下記スクリプトをコピペし、Enterキーを押し実行します。

    Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

    5. 「実行ポリシーを変更しますか?」に対し「A」(すべて続行)を入力し、Enterキーを押します。
     右上の×ボタンをクリックし、PowerShellの画面を閉じてください。

    6. Cドライブ直下にある「Teams棚卸事前準備.ps1」を右クリックし「PowerShellで実行」を選択します。PowerShellが自動で起動し、閉じれば完了です。

    事前準備は以上です。こちらは、2回目以降は対応不要です。

     

    棚卸手順

    1. Cドライブ直下にある「Teams棚卸.ps1」を右クリックし、「PowerShellで実行」を選択します。

    2. サインイン画面が表示されるので、棚卸を行うTeams管理者アカウントを選択し、ログインします。

      

    3. PowerShellが実行されます。下記メッセージが表示されたら、Enterキーを押します。

    4. PowerShellの画面が閉じ、Cドライブ直下に「Teams棚卸-年月日時間」のファイル名でCSVファイルが保存されていることを確認します。

     

    5. CSVファイルでは下記情報が一覧で出力されます。
     チーム名、メンバー名(=ユーザー名)、ロール(所有者/メンバー/ゲスト)

    ※チームはA-Z→五十音順で並びます。

     

    本記事で紹介した方法を活用すると、Teamsチーム毎に1つ1つユーザーを確認する必要がなくなり、ユーザーの棚卸や権限の見直しについても効率的に行えます。本ファイルを基に、確認者/棚卸実施日/変更点の列を追加し、そのまま台帳として利用することもできるため、是非お役立てください。

     

    ↓添付ファイル↓

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  • 【管理者向け】 ISMCオフラインデバイス登録

    ※端末管理強化オプションを導入いただいているお客様が対象です。
    ※一部、閲覧にはユーザーコンソールへのログインが必要なリンクがあります。

    本記事では、ISMCloud One(以下、ISMCと言う)のオフラインデバイス管理機能についてご紹介します。ネットワークに接続していないPCやその他周辺機器等のオフラインデバイス情報を登録することで、デバイスの一元管理や棚卸時にもお役立ていただけます。

    事前の確認事項

    注意事項

    • ISMCではインターネットに接続されたWindows PCの管理をしており、ご利用中のデバイスは既に登録されています。未登録の利用PCがあればWorkRichサポート担当へご連絡ください。
    • 利用していない在庫PC、その他オフラインデバイス*の情報登録も可能です。管理予定が無いデバイスの登録時は「Windows」を選択しないようにご注意ください。ISMCライセンス費が発生します。
      *オフラインデバイス、USBメモリ、プリンター、マウス、キーボード、etc.
    • 登録機器の最大値は 「120,000件」です。それを超えないようご注意ください。

    オフラインデバイス登録手順

    下記には簡単な流れを掲載しています。
    詳細はユーザーコンソール内のユーザーズマニュアル「11-10-3.オフラインデバイス設定」をご覧ください。

    1. ユーザーコンソール画面のISM600U_運用設定アイコン.png(歯車)→「ハードウェア登録」をクリックします。

    2. 登録対象から右端のISM620U_オフラインデバイスアイコン.png「任意のグループ」を選択し、ISM600U_プラスアイコン4.pngでハードウェアの種類を選択します。

    3. オフラインデバイス(その他)から、任意のデバイス情報を登録することが可能です。
     下記設定項目に沿って自由記述ができるため、種別問わず登録ができます。

    なお、オフラインデバイス(その他)を登録してもライセンスは消費しません。

     

    CSVインポートを可能にするには、「グループ運用設定」権限を有効にする必要があります。
     有効にした場合、全体の個別ポリシーの変更も可能となるのでご注意ください。

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  • 【管理者向け】ISM CloudOneへのログインエラー

    ※以下の操作には管理者権限が必要となりますので、利用者の方はご利用いただけません。

    ISM CloudOne(以下、ISMC)へログイン時にエラーとなる場合の対処方法について記載します。

     

    顧客コード/アカウントを忘れた場合

    【対処方法】

    サポート担当より改めて情報をお伝えさせていただきます。

    顧客コード/アカウントを忘れてしまった旨を、ページ右上のお問合せ(webフォーム)よりご連絡ください。

     

    パスワードを忘れた場合

    【対処方法】

    お客様自身でのパスワード再発行ができないため、サポート担当側でのパスワードリセットを対応させて頂きます。

    パスワードリセットの依頼は、ページ右上のお問合せ(webフォーム)よりご連絡ください。

     

    ロックのメッセージが表示される場合

    ______.png

    【原因】

    ISMCのサインイン時にパスワードを連続3回間違えた。

     

    【対処方法】

    アカウントロックは20分で解除されるため、一定時間経過後に再度正しいパスワードを入力してログインをお試しください。

    お急ぎの場合にはサポート担当側でのパスワードリセットの対応も可能です。

    パスワードリセットの依頼は、ページ右上のお問合せ(webフォーム)よりご連絡ください。

     

    その他のエラーの場合

    【対処方法】

    表示されているエラー画面のスクリーンショットを取得いただき、ページ右上のお問合せ(webフォーム)にてサポートまでご連絡ください。

     

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