本記事では、Microsoft OneDrive(以下、OneDriveと言う)を使いデータをクラウドへバックアップする方法をご案内します。
バックアップ機能を有効にすると、PCのデスクトップ、ドキュメント、ピクチャフォルダー等に保存したファイルがOneDrive内にも保存されるため、PCの故障や盗難等の緊急時にもデータの復元が可能です。また、別のデバイスからOneDrive内のデータへアクセスできるため、利便性の向上やコラボレーションの促進にも繋がります。
※OneDriveは無料版で最大5GBまで、サブスクリプションやアドオンの利用で最大1~2TBまで拡張が可能です。
※OneDriveの利用についてはお客様組織のIT管理者へご確認ください。
バックアップ方法
※手順はWindows10の画面を引用しています。他OSバージョンでも基本手順は変わりません。
①画面右下タスクバーの 「OneDrive」のアイコンをクリックします。
②歯車のアイコンをクリックします。
③「設定」をクリックします。
④OneDriveの設定画面のが表示されるので「同期とバックアップ」より「バックアップを管理」をクリックします。
※同期とバックアップは意味が異なります。バックアップは複数の場所に同じデータを複製するのに対し、同期は別の場所にあるデータを同一に保つため、1つのデータに変更を加えると他の場所にあるデータにも自動的に同じ変更がなされます。
⑤ドキュメント、写真、デスクトップからバックアップするフォルダをオンにし、「変更の保存」をクリックします。
⑥「OneDrive でファイルのバックアップを開始しています」と表示されるので、これで完了です。
より詳しい設定や操作方法は、OneDrive公式のトレーニングマニュアルをお役立てください。
トレーニングマニュアル:OneDrive のファイルとフォルダーを同期する